夏と秋の間で・甲

コンテスト

 次の日。



 文化祭二日目は、亜紀の出る『ミス赤塚コンテスト』がある日だった。



 速人と二人で前列の方の席を分捕り、実行委員から投票用紙をもらう。



 ここに『一番魅力的な女性(?)』を書き込むのだ。



 午後3時。体育館のステージに、ダンボールとパネル板で作られた簡易なステージに司会者が上がる。



 大々的なBGMに似合わない安物の演出。



 挨拶もそこそこに、出場者のアピールが始まる。



 歌を歌うもの、ダンスをするもの、大道芸をするもの。



 アピール内容は様々だ。



 しかし、今年の参加者の半数は男子学生というのは、いかなるものだろうか・・・・?



『さて、次の出場者は2年1組の飛来綾子さんと、太刀魚亜紀さんです。どうぞ。』



 9番目の出場者の歌が終わり、サンマたちが出てくる。



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