LOVE PRINCESS(陽呂&心菜)



「心菜の顔が見える体位なら、何でも♪」


その言葉にボッと音がしたかと思うくらいに顔を赤くしたくせに。

さっき軽く交わした唇に今度は深く舌を絡めてくる。


なっ!
心菜、積極的すぎじゃね?


両手で抱きしめてる俺の手を、心菜の手が強く掴んでるから……使えない。

そんなもどかしさが、いつもより激しくさせる。


「んん……っ」


静かな部屋に響く絡み合う音。

可愛い声で鳴く心菜。



……俺、意地なんて捨てます。



心菜が掴む手を無理矢理退けると、心菜の後頭部に手をやり髪に指を絡めた。


「陽、呂?」


隙間から漏れた声に、唇を離すと切なげな目で俺を見つめる。


「“もっと”だろ?」


ベッドに押し倒し、心菜の上で上着を脱いだ俺に目を逸らしながら


「……意地悪」


なんて可愛く言うなってーの。


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