LOVE PRINCESS(陽呂&心菜)
心菜の耳に舌を這わし、わざとそこで喋る。
「じゃあ、心菜の好きな体位は?」
「ちょっ、……や…ん」
予想通りの反応に思わず笑いそうになってしまう。
だけど、ここはぐっと堪えて。
「だって、このままでもいいんだろー?」
声にならない声で怒る心菜に気付かないふりをする。
だって心菜が素直にならないのが悪い。
「……陽呂」
「んー?」
俺が優位だと、油断してた。
潤んだ瞳で見つめたかと思えば、軽く触れるだけのキスをされてしまった。
ふ、不意打ち過ぎるだろ!
「じゃあ陽呂が好きなのは?」
お前がっ……その台詞言うか!?
無理して言ってるのは、わかる。
けど、俺にも意地が……ある。