同居人はNO.1ホストー2ー3ページまで修正






すると、着替え終わった春綺君は、あたしを見た。







(謝らなくって良いよ。


悪いのは、俺なんだから。)







違う…………




春綺君は、悪くない。





あたしが、悪いんだよ。






「春綺君………」







(俺、初めは尚希を
苦しめるために捺海
ちゃんに近づいた。




けど、捺海ちゃんと
一緒にいる内に……


目的を忘れていた。




だから、コレだけは
分かって欲しい。




俺、本当に捺海ちゃんが好きなんだ。)







「でも、あたし………」






すると、春綺君は
ニッコリと微笑んだ。








(捺海ちゃんが、俺を
好きじゃないことは
知っている。




だから、待ってるよ。



返事は今直ぐじゃな
くって良い。


だから、それまでは
今まで通りにして欲しいんだ。)

















< 334 / 354 >

この作品をシェア

pagetop