ギルディラヴ~偽り社長と誓う愛~
その日の深夜、十和子からメールの返信が来た。

俺はメールではなく、十和子に電話を掛けた。

ーーー社長…

「お前…若頭と結婚するらしいな…」


ーーーそれは勝手に父が決めた事です。私の意思ではありません…


十和子は向きに否定した。


俺と結婚するよりも、道明寺と結婚した方が彼女の安全は保障されるのは確かだった。


「そうか…」

ーーー会社の方はどうですか?


「お前の素性がバレて、大騒ぎだよ…」


ーーーご迷惑おかけして申し訳ありません…私はクビですよね…


「ん、あ・・・」


俺は言葉を濁した。


ーーー色々とありましたが…ヤクザの娘を採用してくれた会社です。このご恩を返すために、退職届を書きますので、心配しないでください。社長


「十和子…近々、お前を迎えに行くから…そこで待っていてくれ…」


ーーー社長!?


やはり…京平が命を懸けて護った女。

他の男には渡せない。




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