ギルディラヴ~偽り社長と誓う愛~
今まで、頑なに婚約を解消しようとしなかった龍さんが私に選択権を与えてくれた。
「龍さん…私・・・」

私は龍さんではなく諒平の方を見た。

「十和子…」

「・・・姉貴は社長しか見てないようだね・・・残念だね…龍さん。でも、世の中女は姉貴一人じゃないぜ…」
勇也が龍さんの肩を叩き慰める。

私は龍さんに心の中で謝罪しながらもまっすぐに諒平の元に行った。
そして、彼の腕の中に飛び込んだ。


ーーーこの結婚に愛があってはいけないとそう思いながらも…

私は彼を愛していた・・・




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