鯖を読んでる転校生=社長!?
「はぁ」

思わず溜め息が漏れた。

「何溜め息ついてんだ?」

吉一光河が不満そうな顔を向けてきた。

「あ、いや、別に・・・」

「あっそ。じゃあここに行こう」

さりげなく手を握られる。

ドキッ

やばい、緊張が・・・。

あたしは生唾をのみこんだ。

「Hi!Kouga」

あたしたちの目の前にいきなり長身の男の人が現れた。

あたしはと言うと・・・

初めての海外。

いきなり現れた男の人に怯えていた。

誰誰誰~!!?

誰ですか?


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