鯖を読んでる転校生=社長!?
優しくされてなんか変な感じ。

ドキドキしちゃいそぅ。  

いや、それはまずいな。

染まらないんでしょ??

1人でそんなことを考える。

「明日学校に何か取りに行くんだろ?ならもう寝てろ」

吉一光河はあたしに近づいてきた。

なになになに!?

「キャッ!!!」

そのままあたしを抱き上げてベッドへ連れて行った。

「な、何するんですか!?」

顔が熱い。

「良い子だからもぉ寝てろ」

そう言って吉一光河はあたしに布団をかけて部屋から出て行った。

また子供扱いされた。

あたしは上昇していく体温を感じながら目を閉じた。

















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