星空の下、頬を伝う涙
神社に着くと、鳥居の向こうに人影が見えた。

おそらく龍也。
私は自転車を入口にとめ、その人影に近付いた。


「龍也…?」

おそるおそる声をかけると、人影がこっちを見て手を挙げた。

「おぅ!ノートわるかったな!!!まぢ、わりぃ!」

「あ…ううん!いいよ、こっちこそわざわざゴメンね!」

「はい、ノート♪」

差し出されたノートを受け取ろうと、私は龍也にさらに近付いた。

ノートに手が触れつかみかけた時、突然それは起こった。


ー…グイッ
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