星空の下、頬を伝う涙
龍也の手は徐々にお腹から上へとあがり、ついに胸へとたどりつく。


怖さとわけの分からない私は、もう声すら出なくて、声のかわりに涙がこぼれ落ちた。


龍也は相変わらず“大丈夫”と言って、私の胸を触り続ける。


ゴツゴツとした、その大きな男の手は私の胸を撫でまわし、気付いた時にはブラの下から触られていた。


真っ白で何も考えられない頭は機能せず、狂ったように瞳は涙をこぼし続けた。

私は下に落ちているノートをただただ見つめ続けた。


だいぶ経って、我にかえった私は龍也の腕の力が緩んだ隙に、落ちているノートを拾いあげ全力でひたすら家まで逃げた。



これがただのクラスメイトでなくなった日。
そして、私達の始まりの日だった。
< 22 / 22 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

私や君のキモチ
夏真/著

総文字数/1,911

その他15ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
キモチって色々ある 苦しいキモチ 幸せなキモチ 切ないキモチ 楽しいキモチ…… 1人の人間の中に数えきれないキモチがあって、 正反対のキモチがぶつかりあったり寄り添ったりしながらバランスをとってる ー…そんな私や君のキモチ 【さまざまなキモチを題材に、いろんな視点から書いていこうと思います。】 ポエム的な感じです(^_^)

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop