星空の下、頬を伝う涙
TVに映るたくさんの人たちが騒ぎはじめた。

「いよいよカウントだな♪」
隣りでは父さんが嬉しそうにTVを見ながらタバコ吸ってる。

煙いんだけど…;;;


『では!みなさん、カウントダウン始めますよー!!!!』

女の司会者のその言葉によってカウントダウンが始まった。

『5ー!!!』
止まってた私の時間。

『4ー!!!』
忘れられない君。

『3ー!!!』
辛かった日々。

『2ー!!!』
もう戻りたくない。

『1ー!!!』
…私は変わるんだから!

『0ー!!!!HAPPY NEW YEARー!!!!』

歓声が最好調になり、年が明けた。
< 7 / 22 >

この作品をシェア

pagetop