君にすべてを捧げよう
温かい背中に頭を寄せる。


「ねえ……、あたしは蓮にとって、何?」

「何って……、妹だ」

「妹にあんなことするの? キスするの?」

「だから、ふざけただけだ。すまんって言ってるだろ」

「ふざけ……。じゃあ! じゃあ何で、何であの時は……あたしを抱いたのっ?」



涙声で問う。
蓮は返事をしてくれなかった――



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