星の輝く夜空の下で
あれはまだ星夜が中学生で高校受験を終えた頃
合格発表の日
星夜は結果を伝えにひかりに会いに行った
「ひかり!」
「星夜、結果はどうだったの?」
「合格した!」
「やったー!おめでとう!」
「ひかりは?」
「あたしも受かったよ!ほら!」
ひかりは免許証を見せた
「すげー!本物だ!」
「うん、本物だよ」
星夜は照れながら
「じゃ、今度デートな」
そんな星夜を見てひかりは
「え?なんのこと?」
「約束したじゃん!ひかりが免許取れて俺も高校受かったらデートって!」
「そうだっけ?」
「そうだよ!ひかりのバカ!」
星夜は半ベソかいた
「覚えてるよ。泣くなガキ」
「じゃ、今度。絶対な」
「はいはい」