星の輝く夜空の下で


二人の出会いは星夜が中学2年生、ひかりが高校2年生の時だった


ひかりは星夜の同級生のお姉さんだった


ゲームをするってことで遊びに来た


「ただいまー」

「おかえり」


出て来たのはひかりだった

友達が紹介してくれた


「俺のねーちゃん」

「はじめまして、ひかりです」

「はじめまして、星夜です」

「え⁈星夜くん⁈」

「はい、そうですけど」

「やっぱり名前の通りイケメンだー!」


星夜はその笑顔に一目惚れしてしまった


友達の部屋に入った


「星夜ってかっこいい名前のかっこいいヤツがクラスにいるんだってねーちゃんに話してたら会いたいって言うからお前呼んだんだ」

「へ、へぇー」


星夜は顔が熱くなった


「どした?顔真っ赤だぞ」

「いや、なんでもない」

「…そ。じゃ、ゲームしようぜ!」

「おう!」


その日は結局遅くまで遊びすぎて
夕ご飯をご馳走になった


星夜はひかりが忘れられずにいた


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