禍津姫戦記
「とんでもありません。お気遣いはご無用に願います。あなたさまはカンナギのなかでも一番位の高い神司であらせられる。気高く、きよらにいてくださればよろしいのです」

 姫夜の瞳がかげったのを見て、クラトはさらに言い聞かせるように云った。

「たまにはハバキさまと野遊びにでもいかれよ。楽しくあられることも大事です。楽しくない舞いなど誰が見ましょうぞ」
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