あたしの恋
「昨日…朝起きてたら、おか…あさんが…死んでたの…」

「え?どういう…こと?」


目を見開いて驚いていた。


「警察は自殺しかありえないって…」

「うそ…」

「あたしのせいで…さ…」


また言ってしまった。
自分のせいで死んだんだ…と。



「ちえ…いい加減自分を責めるのよくないよ?」

「本当のことなのに?」

「お父さんだってお母さんだって。ちえのせいで死んだわけじゃない」



優しくそう言ってくれた。


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