あたしの恋
「おいしい?」

お母さんに恐る恐る聞いてみた。
ニコっと微笑んでくれた。


「よかった。おいし「まずい」


え?


あたしの言葉を遮ってお母さんが言った・


「まずい。なにこれ」

「え?あ…ごめん…作り直すね」

「私を殺す気?ねぇ?」

「ごめんなさい…」


腕をつかまえられる。
痛い…


「こんなまずいもん食えるかって言ってんの!」

「…っ…」

「何とか言いなさいよ!あぁ!」

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