あたしの恋
ドカッ

バコッ

ドサッ


「痛い…や、めて」

「殴り足りないわ」

「お母さん…」

「その顔、ざまーみろって感じ」


あたしを殴るなり、お母さんは家から出て行った。


鏡で自分の顔を見る。


頬がちょっと腫れてる程度だった。
問題は背中や腕だな…


大きなアザが複数見える。


「…っいた…」


一人で傷の手当てをし、傷を隠す。

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