〔完〕 うち、なでしこになるんだから
おっと、白チームがボールを奪われて、取り返そうとしたら、サイドラインの外にボールが出た。
赤チームのスローインだ。
実希が投げた。
「ミッキー(実希)!」
未撫は背中に絆を背負った状態で、ボールを受け取った。
そのままドリブル。
一気に加速する。その場にいた白チームは、誰も追いつけない。
といっても、諦めたわけではない。必死に追いかける。
赤チームも、未撫を助けようと走る。
未撫がセンターラインを越えて、珠理と春世がいる方に来た。
――さすが、ミラノさん(南良能)の妹だ。――
ちなみに、未撫と南良能は姉妹である。
その話は置いといて、珠理はこのまま未撫の暴走を放っておけない。
――はるには悪いけど、いくしかないか。――
珠理が走り出した。二・三歩走ったら、
「ジュジュさんいかないで!」
あまりの声の大きさに驚いて、後ろに振り返る。
春世は怒りたいと気持ちを、一生懸命抑えている顔をしている。
同時に、珠理が振り返ってしまったことに慌てている。
赤チームのスローインだ。
実希が投げた。
「ミッキー(実希)!」
未撫は背中に絆を背負った状態で、ボールを受け取った。
そのままドリブル。
一気に加速する。その場にいた白チームは、誰も追いつけない。
といっても、諦めたわけではない。必死に追いかける。
赤チームも、未撫を助けようと走る。
未撫がセンターラインを越えて、珠理と春世がいる方に来た。
――さすが、ミラノさん(南良能)の妹だ。――
ちなみに、未撫と南良能は姉妹である。
その話は置いといて、珠理はこのまま未撫の暴走を放っておけない。
――はるには悪いけど、いくしかないか。――
珠理が走り出した。二・三歩走ったら、
「ジュジュさんいかないで!」
あまりの声の大きさに驚いて、後ろに振り返る。
春世は怒りたいと気持ちを、一生懸命抑えている顔をしている。
同時に、珠理が振り返ってしまったことに慌てている。