BLOODMOON~あやかしの蜜月~《ベリカ限定SS》
「えっ?じゃあ~これから・・・」



「俺たちは蜜月…だろ?もっと甘くなろうぜ…」



「甘くって…」


知弥は私の頬に軽くキス…

それだけで、頬にポッと火が点る。


「嫌なのか?」



「嫌って言うか…慣れてない…だけ」


「俺が時間をたっぷりとかけて慣らしてやるよ…花奏」


「・・・」



私の首筋に唇を優しく這わせてゆく。

前世の記憶の中に残る甘い逢瀬の余韻が肌に蘇る。


姿は変わっても魂は同じ人ーーー・・・






  
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