聖女に求婚!?~天使vs悪魔~
仰向けになりながら、不敵な笑みを浮かべ
「レイシー、詰めが甘いんだよ!!」
「フッ、お前もな!!」
俺は片膝着く形で、奴へ両手をかざす。
「これで最後だ!!」
俺は奴を神界へと送る呪文を唱えた。
奴の身体からは青白い光が…。
そして…奴は神界へと消え去った。
残りの力を使い果たした俺は、
「う゛っ……ッ……」
肉体の限界が訪れたようだ。
彼女が傷口を気にしている。
フッ。まぁ、人間の彼女にとったら一大事か。
「………莉……胡…」
俺は腹に手を当て、覗き込む彼女に
「平気……と言いたい所だが、そうでも無いらしい…」
彼女は俺の言葉に動揺を隠しきれない。
「フッ。やはり、禁忌の代償はデカいな」
そして…予想通り、パニクる彼女。
ポロポロと俺の為に涙を流して…。