横で眠る「あなた」【未完】
第20章
夕飯を食べ、話をしたり、ゲームをしたり、しながら過ごすうちに、夜は更けていった。

奏先輩が、本の続きを読むと引き上げ、すぐ後に恵子も引き上げた。
私も、今日は遠出で疲れていたので、引き上げようとすると、理先輩が「ちょっと待って。」と声をかけて来た。

そして、私の前に立ち、キスをしてきた。
初めは、昨日の夜のように、触れるだけの優しいキス。

でも、今日は少し奥まで、キスをしてきた。
昨日、私が準備できるまで待つって言ったのに、こんなのヒドイ。
そう思う私は、理先輩を拒もうとするのに、私の力では理先輩は離れてくれない。
それどころか、角度を変えて、何度もキスを繰り返す。

やっと、理先輩が離れてくれた時、「待ってくれるって言ったのに。」と言うと「ごめん。激しくするつもりはなかったんだ。

お休みって軽く触れるキスをするつもりだった。
でも、キスをしているうちに、あまりに気持ち良くて、止まらなくなった。本当に、ごめん。」と理先輩は謝った。

私は、初めは怖かった。

でも、理先輩の言うように、気持ち良さが全くなかったかと言えば、それは嘘だ。

「理先輩、怖かったけど、気持ち良さも少しはありました。
だから、もう少し、こういう行為に慣れれば怖くなくなるじゃないかと思います。」と言うと、「焦りすぎたね。ごめんね。じゃあ。お休み。」と言い私を部屋へと送り出した。

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