牙龍−元姫−









結局その後3人でバイクに乗り、事故って駆け付けた戒吏のお爺さんに小っ酷く怒られた。



戒吏と同じくメカニック系お爺さん。



金槌で頭を殴られたときは本当に死ぬかと思った。



何故か骨折したのは僕だけ。



2人の生命力を疑った瞬間だった。












しかし、実際骨折していたのは僕だけでなかった。



慎さんのバイクに轢かれた悪餓鬼大将は打撲していた。



訴えられるかな?と思った。そこまで気にはしていなかったけど。



しかし怪我の理由を話すうちに話が逸れていき、戒吏の言った通り悪餓鬼大将は他所の男と出来た子だった事実が浮上し一家崩壊。



訴訟どころではなくなった。



後々戒吏に聞けば近所の叔母さん達の会話を偶々小耳に挟んだらしい。
つくづく噂は怖いと思った。
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