獣は禁断の果実を蝕むのか。

まあ、嫌いな人ではないし。


むしろ、祐爾にダマされたのだって。


常務にどこか似ていたからで。


憧れていた常務とそういうことするって。


どちらかというと。


いい話?


って…


不謹慎すぎるかもだけど。


でも、憧れてた人とそうなるって。


嬉しいような?


複雑な気持ち。


すぐに返事は出来なくて。


戸惑った表情しか浮かべられない。


「S&Gエレクトンを知っているな?」

「あ…あの、世界のトップ100企業に入ってる、うちのライバル会社ですよね?」


大学の時、メチャクチャ憧れの企業だった。

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