獣は禁断の果実を蝕むのか。

どんくさいって。


間違ってないから言い返せない。


「すみません。」


なぜか謝るしかできない。


「まあ、いいわ。これ、簡単なアナタの経歴書。」


そう言ってポケットから出された4つに折られた紙。


手に取って中を見た。


「これ…ウソもいい所じゃないですか?」


思わず声を荒げそうにしてしまうくらい驚いた。


だって、私の出身大学は3流ならぬ5流もいい所。

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