史上最悪!?な常務と

げ。

絶句。


…金髪、ピアス、派手な服。

なんか、めっちゃ軽そうなひと。



あんまり関わらないほうがいいかも。



そう思って目を合わせないようにして答える。


「ホント、大丈夫です、
スミマセンでした」


早く、腕、離してくれないかなあ。



そう思い、離して欲しくて腕を振ってみるも、

逆に腕を掴む力が入った…?


げ。

なんかこのひと、
お酒臭くない…か?


うー…嫌な予感。



「…ねえ、今からどっか飲みに行かない?
もしくは食事でも?」



「!!!」


あー、もう予想通りの展開。


面倒なのにひっかかってしまった…。


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