史上最悪!?な常務と

気が付くと車から降りてその女の子の方へと近付く。

やっぱり…。

雰囲気が桃山アヤと似ている。


そういえば彼女は4人きょうだいで、
一番下の妹はまだ小学生だったか…。



「だれだよ?オッサン?」

俺に気づいた男の子が怪訝そうに声をかけてくる。

「オッサン?
それが大人に向かって言う言葉か?」

ちょっと怒ったように言うとその子はすぐにシュンとなった。


「女の子に寄ってたかって…、
男のくせに恥ずかしくないのか?」

「う、…えっと…」

「なあ、だってコイツ、嘘ついて、」

「そうそう、生意気で…」

俯きながらしどろもどろになって
彼らは時々目を合わせながら答える。


「嘘じゃないもん!」

気の強いところ、
彼女によく似てる。

そう思ったらなんだかおかしかった。

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