史上最悪!?な常務と
「…すみません、
余計なこと言いました」
「いや、
あの写真を撮ったのは父親じゃない。
同じように遊びに来ていた家族連れにシャッターを切ってもらった」
「……」
「父親と一緒に出かけるなんてしたことない」
目を閉じながら言ってるけど、
声のトーンから少し苛立ってるような雰囲気が伝わる。
「…オマエも横になれよ?
気持ちいいぞ」
アタシは何も答えず、
そのまま彼の言うとおりまた身体を横にする。
静かな時間。
目を閉じても伝わる太陽の光。
遠くに聞こえる草の揺れる音、
人の声。
頬を伝わるやさしい風。
家の近くにこんな風に感じれる場所あったなんて。