史上最悪!?な常務と
なにも言わないアタシに彼女は不快感を抱いたのか
「アタシ、もう寝る」
不機嫌そうにそう言って再び布団をガバっとかぶる。
「あ、ちょっと…」
うわー、
なに勝手に機嫌悪くなってんのよ。
アタシのことなんだからレナには関係ないでしょ?
アタシだって機嫌悪くなりたい。
如月エミに怒鳴りつけたい。
常務の側にいて離れたくなんかない。
でもそれをやっちゃいけないの。
はじめの頃はもしかしたら、
なんて思ったけれど。
常務がいなくなっていろんなことがあって
やっと事の重大さに気がついて。
やっぱり無理なの、
してはいけないんだから。
本音が飛び出しそうになるけれどぐっと飲み込む。