史上最悪!?な常務と



バタン、とドアを閉めて思ったことは。

退職願書いててよかったってこと。


これは多分、
提出が思ってるよりも早まりそうだ。


常務には会えないままで。

それは寂しくて悲しいけれど。


そんなこと考えながら再び居間に戻る。


暗くなった居間、
ケンはもう晩ご飯も食べ終わっていたようでいなかった。


アタシは携帯を取り出してあのとき教えてもらった如月さんの番号を呼び出す。


小切手を返すことは返したことになるけれど、
本当に返してるのか、
それから返すときに余計なこと言ってないか、

聞いて失礼があったら謝っておかないと。


ああ、でも11時に過ぎてる…。

こんな時間にかけたら非常識か。


早いほうがいいから明日にでも電話しよう。

それから本当に辞めるのなら机周りの私物も片付けないと。



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