史上最悪!?な常務と
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「どういうことですか?」
「いろいろご迷惑をかけたので…」
お昼に塩屋室長を呼び出して、
こっそりと退職願を渡す。
だって、秘書室なんかで渡したらまたあの3人がうるさい。
今のアタシは彼女らに太刀打ちできるほど元気はない。
大切な話があるからと言ったら、
「お昼に5階の会議室を開けておくから」
と言ってくれた。
会議室といっても隣の大会議室よりもかなり小規模で、
どちらかというと打ち合わせ室みたいな感じ。
相手が室長でもなんかちょっと緊張する。
「事情はプライベートなことなので詳しくは聞かないですが…。
せっかくここまで頑張ってきたのに」
室長はそう言って惜しそうな表情を見せた。