史上最悪!?な常務と
「頑張っても周りに迷惑かけてたらやっぱり…。
アタシが秘書の仕事するっていうのは…、
まあ、まだ10年は早かったと。
それがわかりました」
そう答えため息混じりに笑う。
「え?10年?」
「あ、それはたとえです。
なんとなくそれくらい時間がかかるなかって…」
室長はふっと笑う。
「そうですか…。
桃山さんは…、うん、そんなね、
ムードメーカーなところもあったから…。
部屋の空気も和んでよかったのですが」
あはは、そこですか。
仕事がすごくできるから惜しいとか、
そんなんじゃないんですね。
いや、まあ、別に期待してたわけじゃないですけど。
「ああ、空気も大事なんですよ?
もしかしたら空気が一番大事なのかもしれない」
そして彼は窓の外を見る。
「?…」