ふたつの背中を抱きしめた
なんとも言えない沈黙がしばし流れた。
「…えっと…大丈夫…なのか?」
「え?」
「なんか…それって、痛いとか辛いとか」
「あ…ありがと、大丈夫だよ。少しお腹痛いけど薬飲んで来たし。」
「えっ!薬飲んで来てるとか、それ病気じゃん!?」
「いや、そんなんじゃないから。」
「寝てた方が良くないか?布団敷こうか?」
「大丈夫だってば、普段通りでいいんだよ。」
「でも…」
情けない戸惑いを露にする俺に、真陽が肩を竦めてクスリと笑った。