お姫様のオオカミ
「…それじゃ、聞きますか」

「そだね」

2人が私に近づく。

「なんかあったの?」

朱里ちゃんが聞く。

「えっとその…」

「言えるとこまででいいよ。無理に全部言わなくてもいい」

「うんうん。しーちゃんが話したいと思うところだけでいいんだよ?」

2人は優しく言ってくれた。
言いたいところまででいいと言ってくれたけど、2人には包み隠さずに言いたかったから。
私は、サッカー部に入部してからの事をすべて伝えた。
2人は静かに聞いてくれた。
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