アイリス~不良学園のボス~
「いいよ、いいよ。それより足も濡れたんじゃない?」




優しい店長でいつも有り難く思う。



店長がしゃがみ込んで私の足を拭こうとした。





「カオルさん、俺が拭く」




そう言って、先輩は立ち上がってカウンターの中に入ってきた。



そして、先輩の言葉に驚いたのか動きが止まってる店長を除けて先輩が私の足を拭きだした。




「自分で拭きますよ」




そう言っても、先輩は何も言わず私の足を拭いてくれた。





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