恋が生まれる瞬間
頭の上に降って来た声が、思いのほか近くって、自分が今いる場所を再認識させる。


パッと後ろに交代すると、少し呆れたような顔をする鳴瀬君がいる

そして、クルリと背を向けてしまった。


「あ、あの鳴瀬君…?」



やっぱり自分の気持ちが盛り上がって、鳴瀬君のコトも考えずに突っ走ってしまったコトを怒ってるのかな




恐る恐る背中を向ける鳴瀬君の顔を覗きこもうとしていると

「鳴瀬君……」


ゆっくりと振り返った鳴瀬君はニコッと笑顔だった。
< 459 / 542 >

この作品をシェア

pagetop