【続】私は彼氏がキライです!?



会社の入り口で愛美達と別れ、私はひとりで駅まで歩く。



街の至る所にイルミネーションがキラキラ光って、すれ違う人達もいつも以上に幸せそうに見えた。



すっかり暗くなってしまった気持ちと、12月の冷たい風に泣き出しそうになりながら、なるべく下を向いて歩く。



アツとふたりきりで過ごす初めてのクリスマスだったのに。



付き合って最初のクリスマスはアツのお母さんが突然やって来て3人でパーティーをした。



予定していたものとは違ったけれど“彼女”だって紹介されて、アツのお母さんとも仲良くなれてすごく嬉しかった。



“来年はふたりきりですごそうね”



そう約束していたのに、その後すぐに訪れた別れ・・・。



また一緒にクリスマスが迎えられるなんて、あの辛い日々を過ごしている間は考えもしなかったから、



こうしてまたアツの彼女でいられるだけで本当はすごく幸せな事なんだって、分かってる。



分かってるけど・・・




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