魔法つかいになって憧れのアイドルと××
ハヤトの叫び声が聞こえてきて、あたしは思い切って、お風呂場から通路に通じている扉を、そっと開けた。


「せっかくいいカモが見つかったのに、このぐらいの金で俺たちが納得すると思うか?いいか、あと2億用意しろ」


黒づくめの服にサングラスをかけた数人の男が、床に転がったハヤトを押さえつけている。


ヒドい!!!


あたしのハヤトになんてことしてるの!?







「なっ……冗談じゃねー。だったらバラせよ…ヤればいいだろ…」



「そんな簡単に言っていいのか?お前のことがバレれば、悲しむ人が増えるのに…アッハッハハ」


黒づくめの男は、大きな口を開けて高笑いを始めた。



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