魔法つかいになって憧れのアイドルと××
目の前には怖い顔をした男たちが、しかめっ面をしながら壁に手をついて、あたしをニラんでる。



男たちのうちのひとりが、ハヤトを羽交い絞めにして、


「お前…タレこみやがったな!?」


と、吐きすてた。



「知るかよ、俺じゃねー。ラッキーじゃん、こんな美人にこんなところで出会えるなんて」



羽交い絞めにされてるのに、ニヤニヤしながらそう言うハヤト。



全然緊張感ないんですけど……。




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