ヤンキー王子とラブレッスン③【完】
「俺のかわいいお姫様?」


クスリと笑う五十嵐くん。


その瞬間……。


「キャ――ッ!!」
「きゃ――っ!!」
「ギャ――ッ!!」


一斉にあげられた、桜花の女子生徒の様々な悲鳴で、ホール中が揺れた気がした。


うわっ、すごっ……。


耳がビリビリする。


嫉妬と羨望と妬みのような視線と悲鳴。
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