雪は白、真っ赤な太陽。



彼女はまだ眠いらしく、ちょっと寝ぼけていていつもより語尾が長い。
可愛い寝ぼけ方だよな。全く。



「「そういえば、さっきのいいものみせてもらったってなに?」」



ちょっと言うのに戸惑う。



「白と黒のチェックね」
白雪の耳元で囁くと、彼女の絹のように真っ白な耳が真っ赤に染まる。



「「さいてーーー!」」



「白雪に隙があり過ぎるんだよ。風で全開だったぞ。」



「「東雲、コロス。」」






まあパンツくらいはゆるして欲しいものだ。


< 19 / 34 >

この作品をシェア

pagetop