総長様はご機嫌ナナメ 〜裂空VS獄炎〜



『ふぃー…疲れたぁー……』


寂しく独り言を呟きながら足を進めると、だだっ広い玄関の隅に腰を下ろした。


一人二人いなくたって、別にバレないだろうしね……。


そう思いながら目を閉じれば……




脳裏に浮かぶのは、数年前。




私が[裂空]をボコボコにした、あの日の事……。



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