笑う門にはオレ様がきた!!
「い、い、いやぁぁああ~~~っ!!!」


あっと言う間に目が覚めた。


「し、師匠、さすがに
そ、そ、それはマズイです。」


と、目を背けながら言う。


「何が?」


「何がって…その…」


と、顔は背けたまま
師匠の下半身を指差す。


それに気づいた師匠が…


「もしかしてお前…オレ見て欲情し…」
「してませんっ!」


全否定する。


「何か着てくださいよぉ~~」


必死にお願いするも…


「やだね。ここはオレんち
オレの好きにする。
つーかさ、お前が慣れろ
別に真っ裸じゃねぇし、
これくらいなんともねぇだろ?
なっ?返事は?」


慣れろって…
そんな、無茶なぁ
恋愛偏差値の低い私には
無理な気がする……


「返事!」


「……はぃ」


力なく答える。


「解ったらさっさと
風呂入って寝ろっ。」


と言うと
師匠は自分の部屋へ行ってしまった。


「慣れろって…」










無理に決まってんじゃーーーーん!







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