笑う門にはオレ様がきた!!

お蕎麦を食べてお腹一杯になって
ここの所のハードさも加わり
師匠の風呂入ってくるから
と言う言葉も夢うつつに……


私はザ･和室のリビングで
いつの間にか眠ってしまった。


んっ…なに…？


誰かが髪を撫でる感触がする…


夢…なの？


その手はとても優しくて
ますます私は眠りに引き込まれる。


何だろう、この感じ
落ち着く…子供の頃、おじいちゃんにも
よく撫でてもらってたっけ？


何だかとっても気持ちいい…


ああ…
この夢醒めないで欲しいなぁ…


髪を撫でていた手は
やがて私の頬へと移動し…










グニッ


「ひはっ」


私のほっぺは在らぬ方向へひっぱられる。


「ひへへへ…はひふるんへふは？」


「お前さ、何しゃべってんのか
わかんねぇーよ。
つかさぁ、師匠より先に
寝るんじゃねぇーよ、ったく。」


と、言って
思いっきり引っ張られていた
ほっぺを漸く解放してもらう。


「すすす、すみますせん。」


と師匠を見上げるとーーーー


バスタオル一枚
腰に巻いただけの姿だった。