笑う門にはオレ様がきた!!
次の日、
私は久しぶりに坂井さんと
いつもの定食屋さんに来ていた。


坂井さんイチオシの
焼きサバ定食をご機嫌で頬張る私。


「っで、その首の赤い印、
いつになったら
説明してくれるのかな?
ココちゃん?」


「うっ、ゲホッゲホッ…」


慌ててお茶を飲む私。


あ、赤い印?


ええっ?


ま、ま、まさか?


夕べザ・和室のリビングで
結局そのまま師匠に抱かれて……


ハッ!


それで付けられたんだ赤い印。


知らなかったよぉ…。


もぉ~


師匠ったらいつの間に…


「ココちゃん、
服のセンス良くなったけど、
そう言うところ全っ然ダメね。
相変わらず疎いって言うか
抜けてるって言うか…
ほら、スカーフ後で貸して上げるから
それでも巻いて上手くごまかしなさい。」


はあ…と、一つため息をつきながら
お味噌汁を口にする坂井さん。


「す、す、すいません…
実はーーーー」


坂井さんには入社以来
何かと可愛がってもらってるし


思いきって師匠との事を話した。









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