夜猫
ーーー「あんたなんて要らない」ーーー
『………ぅ゛…』
ーーー「ねぇ?もっと声だして?」ーーー
『うぅ゛……あ…』
ーーー「君は僕の・・・なんだから」ーーー
『い、やぁぁぁあああ‼』
私の頭に過去の“闇”が広がり、私の頭を覆い尽くして行く。
突然の私の叫びに全員目を見開き私に駆け寄る。
私は座って居たベッドで体を小さく畳んで必死に顔を隠した。
『…めんなさい…ごめんなさいっ!
やだ……やだぁ………………』
嫌だ。