夜猫







『う………ひっ…』






涙が零れて来る。





その涙を後ろから暖かいモノに包まれながら細いモノが拭う。










「落ち着け」










その優しげな声に私の頭は戻った。






…………また、






発狂してしまった………











< 15 / 216 >

この作品をシェア

pagetop