君一色



アパートの周辺まで来た時
私は口を開いた。


「あの・・・私色々買って来るので、先帰っててください。」

「色々?なら俺も行くけど。」

「だめですだめです!高瀬さんは早く帰って寝ててください!」



「———了解。」


こっちの必死さがようやく伝わったのか
高瀬さんは小さくそう言うと
私を近くの歩道に降ろし、車を走らせた。





「・・・さてっと。」


看病するためには無ければいけないものが沢山ある。

一人になった私は、まず薬局に行く事にした。




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