君一色
「高瀬さんっ!?離してくださいーっ!!」
必死に抵抗するにも関わらず、
寝ている高瀬さんにそのまま抱き寄せられたような体制へと持っていかれてしまった。
「〜〜〜っ///」
次第に
自分自身の熱も上がって来たのが分かる。
恥ずかしくて死んでしまいそうだ。
耐えきれず、私は病人の身体をバシバシと叩いた。
だってだって!
いつもならこんな事絶対しないじゃないですかっ!!
暫く抵抗したが、結局離してくれず・・・。
そのうち
高瀬さんの体温に心地良さを感じてしまい
その日はそのまま眠りに着いた。