君一色
ピンポーン
「「———あ」」
約束通りの夜7時
インターフォンが鳴る。
うわ・・・なんだこれ。
めちゃくちゃ緊張する・・・
玄関に向かいながら、いろんな感情が湧き上がる。
どうしよう・・・なんて思われるかな?
嫌われたらどうしよう・・・?
ドアノブに手を掛けようとした時
後ろからふわりと頭を撫でられた。
振り向くと、優しい笑顔の高瀬さんが立っていて
「大丈夫。———親友、なんでしょ?」
「———っ!!」
だめだめ!
何で今泣きそうになってるんだ!!
涙を堪えるのと同時に、勇気が湧いてくる。
そうだ、鼓乃実は私の
大好きな親友なんだ。